姿、形が明らかになったところで
こいつは何者なんだ、というところを紹介していきます!
学名:Hippocampus japapigu
標準和名:ハチジョウタツ
小さなタツノオトシゴの仲間に「ピグミーシーホース」略して「ピグミー」という通称で古くからダイバーの間で親しまれている種がいるのですが、これを元に、このタイプの事を日本でしか見つかってないピグミーシーホースなので「ジャパニーズピグミーシーホース」略して「ジャパピグ」という愛称で呼ばれるようになった本種。
ここから派生して、見た目の違うタイプのものに通称が付き、ペラペラのものを「ペラピグ」って言ったり、モジャモジャのを「モジャピグ」って言ったりするようになるのですが、この話はまた後日。
で、このジャパピグを八丈島のレジェンドガイドの加藤さんが初めて発見したのが、かれこれ24年程前の2000年頃。ここから日本の各地で発見され、ダイバーの中では存在が広く知れ渡っていた本種なのですが、長い間正式な名前が付いていませんでした。
長い時を経て新種であることが正式に解明され学名と標準和名が付いたのが2018年のこと。
で、学名には既に古くからダイバーに親しまれてきた名前がそのまま採用され
学名:Hippocampus japapigu
となったわけなんですね~
お、こんな話ちょっと前にも似たようなのがあったなw
標準和名がハチジョウタツとなったのには、標準和名を提唱する際に発見者である八丈島のレジェンドガイド加藤さんの所に協力を依頼したところ「名前の頭にハチジョウを付けてくれるなら協力するよ」となったことから。
ここがレジェンドと僕の差だなwww
今日は名前が付いた経緯まで。
SHINでした。