城ヶ島に行ってきました。
陸で春一番が吹き、そろそろ本格的な春がやってくるな~花粉飛び始めたな~ってころ、水中では海藻のシーズンが始まります。
城ヶ島のビーチポイント「梶の浜」の春といえばワカメが繁茂する景色。
ここのワカメの景色は特に美しいですね~。
ちなみにこれ「メカブ」の部分です。うまいよねw
普段食卓に並ぶ機会も多いワカメ。お皿に乗ってる姿ではなく、自然に生えている天然物が、光に照らされ青々と茂り、ゆるいうねりに乗って枝葉を揺らす姿は、生き生きとした生命力に溢れています。
サンゴ=生命の揺り籠というイメージは強く持たれていますが、海藻だって同じです。
むしろ海藻の方が「揺り籠」と言う表現がピッタリな気さえします。
ワカメとヒメスイ
海藻の色そっくりな体色で擬態するヒメスイ。
この時期ワカメの林をそっと覗くと出会うことが出来る代表的な生物です。
きれいだな~
かわいいな~
海中で見る海藻の景色ってほんと綺麗なんです。
ダイビング中に出会える景色の中でもトップクラスに好きな景色です。
実はこの海藻たち、各地の海でどんどん姿を消しつつあるんです。
城ヶ島も例外ではないようで、スタッフさんとお話していると「どんどん減ってます」とのこと。
海藻がなくなれば、そこに暮らす生物たちも当然姿を消すわけで。
いつまでも毎年やってくる当たり前にある景色であって欲しいと願うばかりです。
あ、「わかめ」って漢字で書くと「若布」って書くんだって。
SHINでした。