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銀宝

2024.02.14 テーマ:ブログ 書いたひと:田中 伸

水中撮影ってのはそもそもダイビングの技術がめちゃくちゃ重要で、しかも状況によって設定を瞬時に変更しなければならない為、判断力や瞬発力も必要。

 

ただ、この辺りをいきなりやろうと思ってもそりゃ無理な話w

 

サッカー始めましたって人にラボーナキックはできませんし、野球始めましたって人にキレキレのフォークが投げれないのと同じこと。料理始めたての人はレシピ無しでフレンチのフルコースは作れません。あとは、あとは、、、ん、、あ、はい。次行きます。

 

まずは撮れる楽しさと、肉眼よりも見える楽しさを体感してもらえるように被写体選びや、撮影時間に気を配ることを心がけています。

で、水中写真を始めてみた!

って方にまず撮ってもらう被写体の中のひとつがこの「コケギンポ」。

 

住み着いている穴を見つければかなり長い間居着いてくれてるので、お決まりのコースの中に入れやすいですし、なんせ穴から完全に出てくることはほとんどないので撮りやすいことこの上ないのです。

穴に住んでる系の魚で言うと「ハゼ」の仲間が代表的ですが、このハゼの仲間はなかなか繊細な種類が多くて、アプローチにコツがいるし、一度巣穴に引っ込んでしまうとなっかなか出てきてくれません。

 

かたや、このコケギンポと来たら。

そりゃもーーーー接しやすい。

巣穴に引っ込んだかと思いきやすぐに出てきて、しかも逆さま向いてたり、錐もみ状態でクルクル回ってくれたり、

なんなら大きく口を開いて威嚇までしてきます。

 

同じ場所に留まってくれてて、しかも程よく動きがあるなんて、見てるだけでもいくらでも観察できるのに、撮影するとなると「あれも撮りたい、これも撮りたい」となること請け合いなわけです。

さらにこの特徴的なルックス。モヒカンヘアー+鼻毛ですよ。

最高です。

 

是非一度お試しあれ。

 

SHINでした。

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