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ガイコツパンダホヤ誕生秘話2

2024.02.05 テーマ:ブログ 書いたひと:田中 伸

今日のはちょっと秘話っぽいかもw

 

さて、さっそく

初めて「ガイコツパンダホヤ」という言葉を口にしたのが2012年11月頃。

島内の先輩ガイドさんたちの中でもこのホヤの存在は既に知られていました。

ですがこのホヤが観察できるのは大物狙いのポイント「トンバラ」。

しかも特に大物狙いのゲストが集中する冬場にこのホヤは出現するんです。

だれもわざわざその時期のトンバラでこんな小さな生物を紹介しようなんて思わなかったんですね。

だれも紹介してないんなら僕が紹介しよう!と思ったのが最初で、当時のスタッフのみんなの協力もあって徐々に島内の同業ショップさんにも浸透していきました。

 

後付けで「うちの店ではパンダガイコツホヤでいきます!」的なこともあって、「はぁ~・・・やっぱこうなるよな~」なんて思ったりもしました。

 

これが通称・呼称が良しとされない理由

 

いうなれば言ったもん勝ちなので、よく似た別名が登場すると「え?どっちが正しいの?」という混乱を招くのです。

しかも、たちが悪いのはどちらも正しくないってとこ。

改めて検索してみると、WEB上でもどちらの名前も散見されます。

日本人の気質として特に嫌がられるわけですね。

 

ちなみに、英名は同じ種類で別の名前ってのはけっこう沢山あるんです。

「学名が大事なわけだから別にいいじゃん」って考え方ね。

 

これも避けては通れないプロセスなんだなという事を痛感しました。

 

僕は僕で勝手に名付けちゃってるので「統一しましょう!」なんて声を上げるのはお門違いなので、心の中で「負けへんで」と思っていましたねwこういうやつがいるからダメなんですね。ごめんなさい。

ただ、一度始めたからには見届けてみたい、と思ったのが強かったですね。

 

久米島に行ってきました 2日目(ダイビング編) – チサトリ (hatenablog.com)

 

当時ガイドを担当させていただいたゲストに地道にコツコツと紹介し続けた結果、ダイビング雑誌に取り上げてもらったり、WEB記事に書いてもらったり、徐々に徐々に話題に上るようになりました。

フェイスブックが流行り始めたのもこのころ。

時代背景も手伝って順調に認知されていったわけです。

 

つづく

 

SHINでした。

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