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成長率

2024.02.12 テーマ:ブログ 書いたひと:田中 伸

オオモンカエルアンコウ

カエルアンコウの仲間の中でも特に大きく成長する種。

この個体は特に大きくバレーボールくらい。

ちなみにバレーボールの直径は20cm。

大体同じくらいの大きさか、オオモンさんの方がでかいかな。

こちらは赤沢で出会った個体ですが、岩で出会った特大サイズのオオモンカエルアンコウも最初はこの個体と同じように数cm程度。これがバレーボール大にまで成長するわけですから驚きです。

 

日本人新生児男子の平均身長は49cm。成人男性の平均身長は171cmとされています。

人間の場合は、一番小さいときから約3.5倍程度しか大きくならないわけです。

 

魚類の場合、卵から孵化したてのステージを仔魚といい、この段階では浮遊生活を送ります。

そこからある程度大きくなったところで着底し底生生活を送るようになります。このステージを稚魚と言います。こののち成長し繁殖機能を備えた段階になると成魚となります。

 

人間の赤ちゃんが胎内で成長している期間を、魚で言うと仔魚、生まれたての段階を、着底直後の稚魚として考えて成長率を比較してみます。

オオモンカエルアンコウの場合は着底直後の稚魚の段階でおそらく1cm程度だろうと思われます。

それが成長すると20cmを超えるわけで、成長率は20倍にもなるのです。

人間が新生児から成人までで3.5倍なわけですから、驚異的な成長率と言えますね。

 

ちなみに人間の赤ちゃんがオオモンさんと同じ成長率の20倍の大きさになると50cm×20=1000cm。10mですよw

 

オオモンカエルアンコウめちゃくちゃデカなるやんw

 

人間の常識をはるかにこえる自然界の生物たち。

色んな角度から観察・考察してみると益々おもしろくなりますよ。

 

SHINでした。

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