今年も残すところあと3日。
三回寝たらお正月です。
2023年も色んな事がありました。
色んな海に行き、いろんな出会いがありました。
早くも「ゆく年くる年」モードです。
今年のブログに使用した写真を見返して一年を振り返っています。
あ、そうそう!
赤沢にサビハゼが帰ってきましたよ!!
サビハゼは元来伊豆半島ではどこのポイントでも観察できる伊豆を代表する魚種のひとつだったのですが、近年の気候変動によってその姿を激減させているのです。
チャームポイントはなんといってもこのアゴ髭。
僕もアゴ髭仲間なんで親近感湧くわ~~~
ハゼの仲間は巣穴に逃げ込むタイプのものが多く観察にコツかいるのですが、このサビハゼは砂地をウロウロしてるので観察・撮影が撮っても楽ちんなのでよく紹介させてもらってます。いつ見れなくなってもおかしくないので、ってのもあるしね。
例年水温が高い時期には姿を消し、水温17度台になると定位置に戻ってきて繁殖を行うそうなのですが、昨年は産卵し卵を守っている姿は確認できなかったようで、赤沢からも姿を消してしまうんじゃないかとヒヤヒヤしながら水温の低下を待っていたので今年も確認出来てひとまず安心したところです。
赤沢のスタッフさんにサビハゼの話を聞いたところ、「例年だとまずは幼魚が現れて、徐々に成長していき産卵するのだけど、今年はいきなり成魚が登場したので驚いている」とのこと。
こういった小さな変化とも思われることってのは海の生き物にとってはめちゃくちゃ大事件だったりするのです。
いつまでもサビハゼが赤沢で観察できる地球であってほしいと願うばかり。
ちなみに堤防の裏側の「鉄骨」付近の砂とゴロタの境目辺りで見れるので、要チェックです!
SHINでした。