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サイゼリヤ級

2023.10.23 テーマ:ブログ 書いたひと:田中 伸

ダイビングを始めると、様々な水中生物との出会いがあります。

ダイビングスキルがおぼつかない最初の頃は、水中生物は景色のひとつでしかないでしょう。

しかし、ある程度落ち着いて水中の時間を楽しめるようになってくると、目の前には驚くほどの多種多様な生物がいることに気付きます。

こうなってくると、「あの魚は何て綺麗な色をしてるんだろう!」とか「このブサイクさツボだわ~」とか、色んな感情を抱けるようになってきます。

 

すると、気になってくるのが「生物の名前」。

芸能人でも同僚でも、気になる相手の名前は誰しも知りたくなるでしょう。

で、ある程度いろんな生物の名前がわかるようになったところで、誰しもがぶつかる壁についてのお話が今回。

 

その「壁」とは

こちらっ!!!!

「ハタタテダイ」と「ムレハタタテダイ」です。

 

とってもよく似た魚なのですが、列記とした別種です。

基本的には「群れてなければハタタテ」「群れてたらムレハタ」でOKなんですが

中には「群れてるハタタテ」も「群れてないムレハタ」もいるのです。

 

ではこの2種をどのようにして見分けるのか?!

今回改めて調べてみました。

 

まずは一匹の写真をじっくりくまなく見比べてみましょう。

写真ではわかりづらいのですが、実は見た目の違いだけでも5か所あります。

Photo by KAYANE@Dougashima
Phoyo by NOMU@Akazawa

いかがでしょうか?

 

正直言ってサイゼリアの間違え探し級に高難度かと思いますw

 

しかもこれを水中でダイビング中に見分けるとなると更に難度が上がりますので、数多のダイバーが「群れてなければハタタテ、群れてたらムレハタ、でえぇゃん」となったのも頷けます。

 

すべての判別ポイントを覚えるのは大変ですし、実際にダイビング中では見分けられないであろう物もありますので、一つ一つ見比べて、現実的なものだけに絞っていきます。

 

と、いうわけで、今回調べた判別ポイントを一覧にしてみましたのでまずはご覧ください。

 

  ハタタテダイ ムレハタタテダイ

背鰭の棘数

11本

12本

胸の膨らみ

直線

膨らむ

吻の長さ

長い

短い

臀鰭の形状

丸みがある

尖っている

臀鰭の黒帯

先端までとどかない

先端まで届く

生息環境

水底近く

中層

食性

サンゴ・海藻等

プランクトン

 

めっちゃあるやんw

 

あぁ~

もーーこれはあれだわ

あれになるやつだわ

 

そう、そのあれとは!

 

次回につづく。

 

あ、ちなみに今回のブログ内に「1か所」間違いが隠されています。

正解は明日のブログにて!

 

SHINでした。

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