関東圏の海で活動するようになって1年と半年程が経ちました。
おかげさまで各地の潜水エリアの事が少しづつわかってきました。

南の島で出会う生物とは雰囲気が違ったり、水深による水温の高低差に驚いたり、透明度に苦戦したりと、海の奥深さを痛感する日々です。
大瀬崎で出会う生物の代表格のひとつ「ダンゴオコゼ」。
南の島では出会えない、かなり変わった風貌の生物で、見つけた時には必ず紹介しています。
ぶさいくなんよね~。
YAYOちゃんはお気に入りみたいw
わかるよ、その感覚。
大瀬崎でこの手の生物を探す時のコツは「窪み」。
砂地がクレーターのようにくぼんで海藻などが溜まってるとこを探すと見つかりやすいです。

あと、大瀬崎のように生物が隠れる場所の少ない砂地のポイントでのチェックポイントはこの写真のように「ウミヒルモ」が生えている場所。
緑の葉っぱが「ウミヒルモ」。こういった場所の事を「藻場(もば)」という言い方をします。
ここをじっくり探索すると、何かしらの生物に出会う確率が高いです。
タツノイトコとかウミウシとかカエルアンコウとか、甲殻類も多いです。
ビバ藻場です。
このウミヒルモは海の草と書いて「海草」。
根っこがあって花を咲かせます。
今時期は開花してるのも稀に見られます。
陸上は酷暑の日が続いていますが、海中は涼しくて静かで、とっても快適です。
暑い夏はやっぱ海ですな。
SHINでした。