花にまつわる生物特集、第二弾。
桜に続きいってみよー!!

美しいですね~!本日の画像のご提供も巨匠「アッキー」。いつもありがとう!
蓮の花ってのは蓮根(レンコン)の花なわけですが、このウミウシは見た目や色が蓮の花を連想させることからこの名前が付いたものと思われます。
この蓮の花、仏教的には「蓮華(れんげ)」といって、よく似た睡蓮もこのうちに含まれるのだそう。
あれですよ、あれ。大仏様が座ってるとこあるでしょ。あれ「蓮華座」といってこの花がモチーフになってるんだとか。なにやらありがたい感じの花なわけです。
そして、さらにこのウミウシの特徴は紫色。
紫ってのは、古来より世界中の歴史の中で特権階級を示す高貴な色として扱われてきた色。
貴族の色を身に纏い、仏教的にとても重要な花の名前を冠したウミウシ。
おぉーーー。なんか尊い感じしてきたぞ~。
今度から出くわしたら土下座して、通り過ぎるまで待たなあかんな。
ってなわけで。桜に続き今回は「蓮」でした。
生物の名前は、由来とそれにまつわるあれこれを知ると、ちょっと違った角度から接することが出来ます。これも海を楽しむコツのひとつ。
SHINでした。