昨日のブログで「動かない生物」というお話をしましたので、続編を。
この「動かない」ってのも色々ありまして、厳密にいうともちろん動くのですが、ここでは「一定期間特定の場所に留まる」ことを「動かない」と定義するとしましょう。
大別すると
・神出鬼没タイプ(ウミウシ・カエルアンコウetc)
・特定の生え物(サンゴやイソギンチャク)を宿主(ホスト)とするタイプ(エビ・カニetc)
・漁礁や離れ根などに住み着いてるタイプ(ハナダイ・テンジクダイetc)
・巣穴を作るタイプ(ギンポ・ハゼetc)
こんなところでしょうか。
で、今日は「巣穴を作るタイプ」に焦点をあててご紹介します。
この個体は、宇佐美のビーチのとある場所に住み着いているコケギンポである、名前はまだない。
(吾輩は猫であるの冒頭ねw)
宇佐美ビーチを潜るときに足繫く通い続けて、かれこれ1年。
元気に暮らしているか気になって、毎回のように挨拶に伺っています。
特徴は何と言ってもモヒカンヘアー。
あと、よく見ると鼻毛ぼーーーーん。
無類の変な魚好き、黄色い魚好き、の僕にとってはどストライクなわけです。
大きさは
こんなんw
アッキーのカメラを拝借して撮らせていただきました。
つぶらな瞳がチャーミングなコケギンポですが、アッキーも負けてないぜw
巣穴を作るタイプの中でも、とくにこのコケギンポは観察がしやすく、写真も撮りやすいのでオススメです。
ってなわけで、巣穴タイプの生物は棲家を見つけてしまえばそこに行けばほぼ必ず会えるってのが良いんですよ。会いに行く回数が増えれば増えるほど愛着湧くしね。
みなさんにも僕の海中の顔見知り達「ご本人」を引き続き紹介していきますね~
SHINでした。