先日、海洋実習帰りの車内で、スタッフ鎌田君との会話の中で出てきたボラの話。
KMT「僕のダイビング仲間でボラがやったら好きな子がいるんですよー」
僕「おーええとこ突いてくるね」
KMT「あんなの浅瀬のどこにでもいるじゃないですか!」
僕「まぁね~」
KMT「その子ボラ見つけたら興奮して水中で絶叫するくらいなんです」
僕「俺もボラ好きだけど、そりゃだいぶ好きやね。」
KMT「普通の魚っぽくない、ちょっとつぶした感じの顔がたまらんらしいです」
僕「あーそれ、なんかわかるわ。パグとかフレンチブル的なことじゃない?」
KMT「たぶん・・・。」
と、鎌田君は終始ボラに熱狂するその方の感情が理解できないご様子だったので、少し考えてみた。
そこでふと気づいたのは鎌田君の趣味のひとつが「釣り」であること。アングラーにとってボラと言えば雑魚に分類され、釣れたところで価値のないものとされているため、鎌田君にとってはその先入観から「ボラ好き?!ふぅ~~~~ん・・・。」となったのではないかと思います。かたや、ボラ好きのその方は、シンプルに水中で出会える一つの観賞魚として捉えているので、タイプのフォルムや顔なら「好き!」となるのは当然。
やはり先入観とは恐ろしいものだな。
何事も多角的に考える事の重要性を再認識し、自分の正解は他人の正解ではないということを忘れないでいようと改めて思ったSHINなのでした。
そう言えば、ボラの大群に出くわしたときは圧巻だったな~