昨日の夜はかなり涼しく、秋が近づいてている気がします!!
海の季節は一か月遅れでやってくるのでこれから海が気持ちよくなるシーズンです!
昨日は久々にニモを見てシュモクザメを皆さんにご紹介したいなと思います!
シュモクザメの生態!
シュモクザメと聞いて、まず思い浮かぶのは独特な頭です!
シュモクザメは、メジロザメ目シュモクザメ科に属するサメの総称です!
世界中の温帯~熱帯海域の沿岸に生息しており、体長は大きくなると4~6mになります!
頭部がまるで金槌の様なT字の形をしている事から、英語では「ハンマーヘッドシャーク」と呼ばれています!
T字型に突き出た頭部の両端に目が付いている事から、通常のサメの3~5倍もの広い範囲を見渡すことができます!
その一方で、真正面が見えづらいという欠点もありますが、頭部をよく振り動かすことでそれをカバーしており、さらに頭部には他のサメ達にも共通であるロレンチーニ器官とよばれる部分があり、その機能は他のサメより優れていると言われています!
ロレンチーニ器官には獲物が出す微弱な電気を感知するセンサーの役割があり、
優れたロレンチーニ器官を使って砂の中に潜んでいるエイを見つけ出し、捕食することができるんです!
シュモクザメの繁殖について!
シュモクザメの妊娠期間は9~12ヵ月と結構長く、
一回の出産で10~50匹、30cm程の大きさの子供を産むんです!!
生まれた子供は、他のサメや同じシュモクザメにまで食べられてしまうことが多く、大人になれるのは一部だけなんです!
そして驚きなのがメスだけで子供を出産を行う単為生殖の報告例が何件もあるんです!
オス無しでも子供が産めるなんて魔訶不思議なサメなんです!
シュモクザメの名前の由来について!
シュモクと聞いても何のことなのかピンときませんよね!
実はシュモクとは漢字で書くと撞木って書くんです!
辞書で調べると「仏具の一。鐘・鉦(たたきがね)・磬(けい)を打ち鳴らす丁字形の棒。また、釣鐘を突く棒。」とあります。
その特徴的な頭からその名前がついているんです!
伊豆の海にもハンマーヘッドシャークがたくさん見ることの出来るスポットもありますので
皆さん一緒に見に行きましょう!!
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