アーチアンドスターズ ARCH&STARS

loading...

instagram twitter facebook line contact
MENU
ALL

綺麗なサンゴと魚たちを守るために日焼け止め禁止?!

2022.04.02 テーマ:ブログ 書いたひと:NakabeNana

オーストラリアや沖縄などでサンゴの白化現象によるサンゴの減少が問題になっています。これは温暖化による海水温上昇が原因だと言われていますが、実は、日焼け止めクリームに入っている日焼け止め成分も原因の一つだと言われています。そのため、ダイバーが大好きなパラオでは日焼け止めが禁止されているのです。びっくりですよね笑

禁止とは言っても全て使えないわけではないのでご安心を笑

日焼け止めの成分には、紫外線吸収剤(紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変換して紫外線が皮膚の細胞に影響を与えるのを防ぐ)と、紫外線錯乱剤(紫外線を反射することによって肌を紫外線から守る)の2種類があり、どちらか一種類が配合されているものと、混ぜて作られているものがあります。

サンゴに影響するのは、紫外線吸収剤の方です!オキシベンゾンとオクチノキサートという紫外線吸収剤は、特に使用禁止の国が多いです。

そんなこと言われても、どれがいいなんてわかりませんよね?なので、サンゴに優しい日焼け止めの探し方を!

シンプルに紫外線吸収剤不使用と書かれているものや、ノンケミカルと書かれているものを!あとは、成分表を見てオキシベンゾンとオクチノキサートが入っていないものを選びましょう!

最後に日焼け止め禁止されている国を紹介しておくので、旅行に行く際には注意してくださいね!

パラオ サンゴ礁に囲まれたパラオでは、2020年から指定物資を配合した日焼け止めの販売も禁止していて、販売した場合は、日本円で約10蔓延の罰金です。販売禁止なのでもちろん使用禁止です。旅行客が持ち込みそうになった場合は没収です。パラオに行くときは、日焼け止めは現地で買うのがいいかもしれませんね。

ハワイ ハワイもパラオと同様に一部は販売禁止ですが、使用や持ち込みは🆗という謎です笑

カリブ海のボネール島 この島は1980年以降で80%のサンゴが失われたと言われていて、ハワイと同じ規制を行なっています。

メキシコ メキシコはまだ禁止まではいきませんが使用しないようにと勧めているそうです。

紫外線吸収剤の中で魚を育てる実験をした結果、大人の魚には害はなかったそうですが、正常な子魚が生まれる確率は減ったそうです。そんな魚たちを食べている私たちにも食物連鎖でどんな影響があるかわかりません。

サンゴを守るためにも自分たちの健康のためにもちょこっと気遣って見ませんか??

4月のアーチでは海だけでなく陸のイベントもありますよ〜

ちょっとだけでも参加お待ちしてます!→https://arch-stars.jp/tour