みなさんは、お酒を飲んだ時どうなりますか？ただただハッピーになる人、怒りっぽくなる人、泣いちゃう人など色んな種類の酔っ払いがありますよね。
深場でダイビングをしているとお酒を飲んで酔っ払った時のような気分の良い多好感を感じることがあります。怒ったり、泣いたりは一切なく、なんか気持ちよくなるんです。
この症状、”窒素酔い”って言うんです。窒素酔とは、深い水深でダイビングをすることにより、シリンダー内の窒素が血液中に溶け込んで、麻酔作用を及ぼすことがあります。この麻酔作用のことを窒素酔いと言います。深い水深というのは、大体25-40ｍと言われていますが、個人差があります。40ｍまで潜っても一切窒素酔いにならない人もいれば、20ｍで窒素酔いになるひともいます。これは、お酒の強さとは全く関係ありません。
これだけ聞くと、なんか楽しそうだし、幸せな気分になるならいいじゃん！って思いませんでしたか？たしかに、窒素酔いになること自体は危険ではないし、副作用などもありません。
しかし、窒素酔いになったことで危険な行動に出る人もいるので要注意です。お酒で酔っているとき、普段より自信がついて、ついつい自慢話をしてしまったり、酔った勢いで告白してしまったというひといませんか？窒素酔いも同様で、自信過剰になっちゃうんです。これによって、呼吸器がなくても息ができるような錯覚に陥ったり、楽しくなってどんどんと深場に行って戻ってこれなくなってしまったりするんです。
ネットには色んな人の体験談がのっているのでよんでみてください
窒素酔いのバディを追いかけ水深50mオーバーへ 安全なダイビングのために Vol.29 | ダイビングならDiver Online (diver-online.com)
もし、自分のバディーの様子がおかしくなった場合、対処方法は簡単です。数メートルでいいので水深を上げてあげましょう。すぐに元に戻ります。ここで注意してほしいのが、窒素酔いになった本人に自覚がないということです。本人には、窒素酔いになった水深を教えてあげましょう。
最後に予防法です。窒素酔いは、体質でもありますが、出来る限りの予防はしましょう。窒素酔いになるかならないかは、その日の体調に左右されます。特に寝不足や前日の飲酒は影響しやすいので、万全の体調でダイビングにいどみましょう！
最近はたくさんファンダイブもあります！４月は、海だけじゃなく陸のイベントもあります！予約は５日前なので要注意！！
