しばらく前に城ヶ島で出会った生物をご紹介。
今回はタコの仲間。
海草の中からモソモソと這い出てきたこの方、まぁタコですよね。
じゃあこれ何ダコなんだろう。
なんか目の先っぽとんがってるし、他のタコでは見たことない明らかに変なポーズしてるし、韓国料理に出てきそうだし。
こ、こ、こ、、、これはまさか!!!!!
ミミックオクトパスというタコが存在するのをご存じでしょうか?
ミミック(擬態)の名の通り様々な生物に擬態することで有名な、海中の珍生物のひとつ。
擬態のレパートリーはイソギンチャク、ヒラメ、ウミヘビ、ミノカサゴ等々、その数はなんと40種類にも及ぶという報告も。なんとも興味深いタコなのです。
ミミックオクトパスは国内での観察例はない(たぶん)のですが、これの仲間にホワイトブイオクトパスという種類がおり、こちらは国内でも観察例があります。最初はこのホワイトブイかもしれない、と思ったのですがイマイチ確証が持てない。
色々と調べていくと
ウデナガカクレダコ
これなんじゃないかなという結論に至りました。
名前は置いといたとしても、とにかくなんとも変なタコ。
いずれにしても遭遇率はそう高くはないためラッキーです。
見ようによってはイソギンチャクに擬態してるように見えなくもない。
もっとじっくり観察したかったな~。
次回出会ったときには1本まるまる観察してやろうと思ってますので、たまたまそこに居合わせた方はラッキーなのかアンラッキーなのかw 予め宣言しときますので覚悟しといてくださいw
SHINでした。