この時期伊豆半島の海中を賑わしてくれるのが「幼魚」たちの存在。
成魚になるにつれて体色や体型が大きく変化する種類も多く、成長を見守りながらその変化を楽しむといった観察の仕方も興味深いものです。
シマウミスズメ
この個体はまだまだあどけなさの残る個体で、人間でいうと中3くらいかな。
大きさは500円玉程度でしたが、体色体型はすっかり成魚の雰囲気。
ここまでくるとシマウミスズメだということはハッキリと分かります。
こちらはすっかり大人。
一枚目の写真の個体よりも2周り以上は大きかったかな。
ブルーのラインがしっかり張り巡らされています。
いわゆる幼魚のステージはこちら。
シマウミスズメの特徴のブルーの縞模様はどこにもありません。
「ほんまにシマウミスズメなん?」と疑われても仕方がない出で立ちです。
ちらほらと白いドット柄が見えますが、この白ドットがブルーの縞模様に変化していくものと思われます。
こちら縞が入らないウミスズメの成魚。
先ほどの幼魚が成長して、こうなっても何ら不思議はないのですが、成長するにつれてブルーのラインが出てくるもんだから面白い。
じゃあ、このウミスズメの幼魚はどんなんなん?
と言いますと、なんと、ネット上ではシマウミスズメの幼魚と混同されており、いくら探しても確信のもてる情報に行き当たりません。
そう言えばウミスズメの幼魚ってどんなんだ?
これはシマウミスズメの幼魚だという認識でほぼ間違いないと思うのですが、成長過程を定点観察しているわけではないので絶対とは言い切れません。
ますます興味深い。
ウミスズメの幼魚の情報求む!
SHINでした。