ダイビングが終わって安全停止をしようと思ったら、残圧がない!
とか、NDL超過でDECOが出て減圧停止したいけど、残圧がない!
なんてことは、そもそもダイブプランに無理があった、または不注意ってことなので、あってはならないのですが、減圧タンクを用意しておけば、より安心です。
安全停止の水深に設置した減圧タンクまで浮上してきました。
まずは浮力を安定させましょう。ドライスーツの場合は特に浮いていきやすいので、BCD、ドライスーツ共にしっかり排気。安定するまでは吊るしてあるウエイトに手をかけて、浮上しないようにしてね。
準備が出来たらOKサイン。
ここ!みんな忘れがちなポイント!!
ホース内の空気は抜かずに設置してるので、残圧計の針は空気があることを示していますが、タンクバルブはしまった状態ですので、まずはバルブを開ける!
ブリーフィングでしっかり伝えても忘れる方多数ですので要注意。
タンクバルブを開けたら減圧タンクのレギュかオクトを手に取って、自分のレギュと交換します。
ダイコンの減圧停止、安全停止の表示を確認しつつ、しばし窒素抜きタイム。
この時、たいがい船のバウンドに合わせて減圧タンクもバインバイン跳ねてます。
なので、ロープは強く握りすぎず軽く手を添える程度がベスト。
減圧が終わったら自分のレギュに交換してゆっくり浮上です。
この時、バルブは閉めるのがベター。
理由は、フリーフローすると空気勿体ないんでね、ってくらいなので絶対しめて!と、までは言いません。
安全停止の水深から、水面かラダーまでの浮上速度は特にゆっくりと行ってください。
この水深における安全な浮上速度は1秒間に10cm。
写真のようにロープに手を添えて、そろーりそろーりと浮上してください。
という事で、2日に渡って紹介してきました「減圧タンク」。
今回のモデルはノムさん!
キマってましたね~
これ、かっこええよね。
教科書に出てきそうだわ。
脱力してていい感じ。
妖怪シームレスも一緒にいたんで写真撮ったんですが、カメラ向けると、ふざけてくるのでまともなのがなくてボツw
SHINでした。