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減圧タンク①

2023.11.10 テーマ:ブログ 書いたひと:田中 伸

減圧(窒素を抜くこと)時に使用する予備タンクの事を

減圧タンク(シリンダー)と言います。

 

先日の講習にて撮影してきましたので設置方法及び使用方法を公開!

まずは準備。

10mほどのロープ、空気の入ったタンク、レギュセット、予備ウエイト+短いベルトを使用します。

タンクに巻き付けてあるロープは「巻結び」。

予備ウエイトを通す輪っかは「もやい結び」にしています。

タンクにロープを付けたのちにレギュと予備ウエイトをセット。

 

そして、バルブを一度開けたのちに締める。ホース内に空気が通っていて、且つバルブは閉めた状態にしたら準備完了。ホース内の空気は抜かないでね。

 

ホース内の空気を抜かない理由は、レギュセットが外れないように+レギュ内部に海水が入らないように圧がかかった状態にしておく。バルブを閉める理由は、フリーフローによる減圧タンクのエア切れ防止のため。船がバウンドしたらどれも起こりえるのでね。

ボート上のビットやクリート等にロープの端を固定し、スルスルっとゆっくり減圧タンクを沈めていきます。

 

潜降後、タンク位置の水深が安全停止の水深になるように調節してください。

タンクの上に結び目が見えると思います。「鎖結び」にして水深を調整しています。

この時は-5mに設置しました。

 

これで設置完了。

では、行ってきまーす。

 

 

・・・40分後。

 

はーー楽しかった~~!

深いとこはやっぱ魅力がいっぱいだったな~。

さーて、安全停止しよかな~。

 

はぅぁっ!!!!!!!

し、しまったーーーー!!!!!

残圧がーーー!!!!

オーマイガーー!!!

浮上するしかないーー!!!

減圧してないーー!!!

窒素パンパンやーーー!!!

ってなったときの為の減圧タンク。

それと、残圧が少なくなるとタンクの浮力が増すので、浮いていかないようにするための予備ウエイト。手に持つだけでOKよ。

 

まずは設置方法とそれぞれの理由でした。

 

つづく。

 

SHINでした。

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