ハタタテダイ、ムレハタタテダイの話の流れの続きと言えば、ツノダシ。
これまたよく似てますが実は全然違うグループなんです、ってお話でした。
今回は、じゃあどのくらい違うのかと言うお話。
そもそもハタタテダイ・ムレハタタテダイはチョウチョウウオの仲間なのに対して、ツノダシはニザダイの仲間からさらに枝分かれして独自路線を歩んだタイプ。
これがチョウチョウウオ。分類学的に言うと
スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属チョウチョウウオ
ハタタテダイは
スズキ目チョウチョウウオ科ハタタテダイ属ハタタテダイ
ムレハタは
スズキ目チョウチョウウオ科ハタタテダイ属ムレハタタテダイ
言い換えると
ハタタテ・ムレハタは同じ会社の同僚だけど所属部が違う(ローソンの社員だけど商品開発部の人と営業部の人)、チョウチョウウオは同業他社の社員(セブンイレブンの社員)。
イメージで言うとこんな感じ。
既にまぁまぁ違います。
で、このツノダシはと言うと
スズキ目ニザダイ亜目ツノダシ科ツノダシ属ツノダシ
1科1属1種のスーパーニッチ路線を歩んだ魚です。
小売業ではあるんだけど、独自路線の商売してる人。
自販機の会社やっててしかも昆虫食専門、的な。
コンビニの社員と、昆虫食の自販機個人事業でやってる人って言ったら、同じような背広姿で仕事してるとしても内容はまーーーだいぶ違いますわなー。
・スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属チョウチョウウオ
(小売業 コンビニ セブンイレブン)
・スズキ目チョウチョウウオ科ハタタテダイ属ハタタテダイ
(小売業 コンビニ ローソン 商品開発部の人)
・スズキ目チョウチョウウオ科ハタタテダイ属ムレハタタテダイ
(小売業 コンビニ ローソン 営業部の人)
・スズキ目ニザダイ亜目ツノダシ科ツノダシ属ツノダシ
(小売業 自動販売機 昆虫食の)
ってなわけで、あくまでもイメージですが、よく似た魚でも分類学上はこんなにも違うグループとされているんです。
なんで昆虫食選んだんやろなー。気になるなー。
次回は1科1属1種の魅力について!
SHINでした。