毎度のことながら、かなりの時差投稿になっておりますので、こういった季節もののネタでしかもピンポイントなものは今更感が否めませんがご容赦くださいw
海からの帰り道、ちょうどいい場所で信号が赤に変わってくれ、この時ばかりは赤信号に感謝でした。
しばらく眺めていたかったけど、信号変わるの矢の如し。
ほんの束の間の時間でしたが、それでも古よりの良き風習を感じながら見た、海面に光の道を作る月の輝きのなんと美しかったことか。
現在の暦は地球が太陽を一周する時間を基準とする太陽暦ですが、明治時代以前の日本では月の満ち欠けを基準とする太陰暦が採用されていました。いわゆる旧暦ってやつね。
この旧暦の仕組みだと、毎月15日は必ず満月になります。そして、7月~9月を秋としていたため、真ん中の8月を中秋と呼び、特に月が美しく見える季節であるこの時の満月を「中秋の名月」とし、特別なイベントごととして月を鑑賞したのです。
さて、ようやく少し秋らしくなってきましたが、今年の秋も短そうです。
古き良き風習はどんどん季節感に違和感が生まれ、失われつつあります。
この写真撮った日は半袖短パンだったしね。
気候変動の影響はこんなところにまで及んでいるのですね。
月見て一杯、未来の地球を憂うのでした。
SHINでした。