大瀬崎ファンダイブ編、いまだ1本目。
ダイビング中の一つ一つの出来事や生物との出会いを、解説を交えて文章にしていくというのは中々良いなと。これまで色んな形で文章を書くことはそこそこしてきましたが、これえぇやんと。
ブリーフィングでお話した事以外の出来事も当然出てきますし、海中で長々と説明している時間は勿体ないので、これえぇやんと。ログ付けの補足にもなるしね。
新しい発見です。
というわけで、2本目に狙いを定めている「アカオビハナダイの産卵」を観察するための下調べも1本目のうちに。
状態の確認のために見に行ったアカオビハナダイのオス。
いいですね~。これこれ!ギアはほぼマックス!やる気満々です!
これは期待できそうだな~、と思ったら
こちらアカオビハナダイのメス。
注目ポイントはお腹のふくらみ。
「ん?なにが?普通やん」
ってなりますよね。そうなんです普通なんです。
準備万端のメスのお腹は沢山の卵が詰まっているため、あからさまにポッコリ膨らんでいるんです。
この写真の個体はスッキリしてますよね。
これはちょっと不安要素発生。
メスのお腹に卵がないとなると、いくらオスが準備万端でも目当ての産卵の瞬間は目にすることが出来ません。これまでの経験で見た目上メスのお腹に卵がないように見えても、実はまだあって産卵に至るということもありましたが、ほぼ確定かと思っていた自信が揺らぎました。
いままでの自分の経験を信じ「きっと大丈夫だ」と自分に言い聞かせエギジット。
ここまででようやく1本目終了。
時間は11:00。
インターバルを取って2本目のエントリーは12:00予定。
タイムスケジュールは予定通り。
繁殖行動など、生態観察を狙う際には、この「時間」が大変重要なわけなんです。
この不安が杞憂に終わることを祈るばかり。
さて!結果や如何に!
SHINでした。