川奈の続き。
水面では今年生まれたアオリイカの子供たちが元気に泳いでいました。

命は巡り繰り返す。
この一連のサイクルを目の当たりにできるのがダイビングの醍醐味のひとつ。
野生生物のこうした生き様を季節ごとに観察できるって、すごい事だと思います。
5月4日
アオリイカの産卵。
同日
産み付けられた卵。
7月5日
産卵期を終え命を燃やし尽くしたアオリイカ。
同日
卵の中で育つ子供。
7月28日
卵から孵りスクスクと成長する新しい世代のアオリイカたち。
アオリイカの産卵期は長いため場所によってはまだ産卵しているところもありますが、春先に産み付けられた卵の中は空っぽになってきましたし、大人のアオリイカを見かけることは少なくなり、水面を泳ぐ子供たちを見かけることが多くなりました。
また来年、大きく育ったアオリイカの大産卵を観察するのが楽しみです。
いつまでも、当たり前にやってくる春の風物詩でありますように。
ってなわけで川奈編終了!
SHINでした。