大瀬崎に行ってきました!
この日は無風状態のツルツルの海面。
ダイバー用語でべた凪と言います。
薄雲が掛かったシルエットの富士山も良いよね。
各種繁殖行動が最盛期を迎えていますが、アオリイカの繁殖期はそろそろ終盤かな、なんて話をしていたところ、この日海中で出会ったのは
海底に横たわるアオリイカのオス。
命を燃やし一生のラストスパートを駆け抜け、力尽きた姿。
繁殖期を終えるとその生涯に幕を下ろします。
まだ綺麗な状態だったので、命を落として間もないタイミングだったのではないかと思います。
力なくだらんと垂れ下がる触腕。
そっと抱き上げる姿が映画のワンシーンのようでした。
このあと、ヤドカリやその他の微生物などによって分解され、朽ち果てていく。
他の生物たちの生きる力となっていくわけです。
こうして自然界は回っていく。
自然のサイクルの中には、ひとつとして不必要な要素はないのです。
そして、産み落とされた卵の中では。。。
次回に続く。
SHINでした。