城ヶ島と言えば、の生物のひとつが「タツノオトシゴ」。
タツノオトシゴにも色んな種類がいるのですが、城ヶ島で安定的に観察できるのは「THE タツノオトシゴ」。
この写真二匹のタツノオトシゴが写っているのですが、上手に擬態していて見つけづらいですね~
この2匹、実はオスとメス。
どっちがどっちなのか、と言うと
こっちがメス。
こっちがオス。
よく見るとお腹の形が違うのがわかるかと思いますが
タツノオトシゴの仲間はメスが産卵した卵をオスが受け取り、お腹の育児嚢(いくじのう)で育てます。育児嚢ってのはカンガルーのお腹の袋みたいなもんです。
なので
お腹がぽこっと出てるのがメス。
ちなみにこの時は背びれをピーーンと広げて、婚姻色っぽい体色になってました。
すっきりシャープな感じのオス。
この時はまだ卵を受け取っていないものと思われます。
ってなわけ。
そのうちこのオスのお腹がパンパンになってる姿も観察できるでしょう。
初夏は色んな生物の繁殖のシーズン。
海中の命のドラマが繰り広げられます。
次はどんなシーンに出会えるかな!
SHINでした。