熱海の沈船。
名前は「旭16号」。
昭和61年(1986年)1月30日に沈んだ砂利運搬タンカー船。
老朽化とハードワークが原因で真っ二つに折れて沈没したんだそうな。
全長81m、幅18m、大きさは国内最大級。
水深は最大30mオーバー、平均20m程となるため、ある程度の経験が必要なポイントです。
ってなわけで、さっそくいってみよ~!
ロープを辿って潜降していくと、船首の甲板に到着。
この日は、浮遊物が多く透明度10m程。
約40年も前からこの場所に鎮座する姿はやはり醸し出す雰囲気があります。
船首にある特大のウインチが、海上で活躍していた当時の作業の様子をうかがわせます。
船体の壁面は、崩れ落ちている部分も多く、魚たちの隠れ家として、漁礁の役割も果たしています。
砂利と言うよりも大きな岩。この部分に砂利や、岩を積んで運搬していたようです。
これも当時のまま。時間が止まった景色とは、こういう事を言うのだと実感できます。
まるでタイムスリップしたかのような感覚を覚えました。
さて、今回は二つに折れた船首側の甲板から砂利を積載していた部分までを公開!
次回は崩れ落ちた船体部分から、船内へ侵入してきました編!
お楽しみに~
SHINでした。