今日の写真は全部「ハナタツ」。
同じ種類なのに個体差が激しいのがこの「ハナタツ」さんの特徴でもあります。
ちなみに全部赤沢で撮影したものです。
ボートポイントの0番(イボヤギ岩)にて。
角みたいになってるのは「皮弁(ヒベン)」といって皮膚が変化したもの。
この皮弁がついてるのはメスのことが多いみたい。
ピンクのトゲトサカの背景で華やかな写真ですね~!
こちらは0番で出会った別個体。
あばら骨みたいになってて無骨な感じかかっちょいいですね~
なんかRockだわ。
タツノオトシゴの仲間は、見分けるのが難しい種類も多いですが、ハナタツの場合はこの立派な「角」のような皮弁があればハナタツでOKです。
そして、こちらはここのところしばらくビーチで観察出来てる個体。
最近赤沢ビーチに潜った方は「あ~!あの子ね!」となる方も多い人気者です。
こちらは皮弁がない個体。
上の2匹と比べるとお腹がポッコリしているのがお分かりいただけるかと思います。
この子、おそらくお腹に卵を抱えています。
と言うことは、この個体はおそらく「♂(オス)」ですね。
タツノオトシゴの仲間は、メスが産卵した卵をオスが受け取り、育児嚢(いくじのう)と呼べれるお腹の袋の中で孵化するまで卵を守ります。
ちなみにカンガルーのお腹の袋も育児嚢ね。
個体によって色々楽しめる「ハナタツ」。
動き回ることもないので、観察・撮影に最適です。
ハナタツさん!いつも世話になってます!
ってなわけで、ハナタツ見るなら赤沢へGOーーー!!!!
SHINでした。