海の人気者ランキングで常にトップ10入りをしているであろうタツノオトシゴの仲間。
やっぱかわいいよね。
日本語でいうと「龍の落とし子」、龍が産み落とした子供。
とか、「海馬(うみうま)」海の馬、なんて呼ばれます。
上の画像の子は、大きく成長するタイプの海馬なので、オオウミウマと言います。
英語でいうと「Sea horse(シーホース)」。やはり海の馬。
親戚に「Sea dragon(シードラゴン)」なんてのもいます。
こちらは、ピグミーシーホース。
ピグミーってのは、一般的には小さな生物使われる言葉で、元を辿ればアフリカ辺りの平均身長が小さな民族を指す言葉だそうな。
このピグミーシーホースは全長1.5cm程。
まーちっさいんですわ。しかも周囲の環境に擬態しているという、捜索難度は高め。
ピグミーシーホースの仲間も色々いて、みんな捜索難度は高め。でもみんな人気も高い。
この写真の個体が住んでたのは水深38m付近。
「見たい!」ってリクエストもらう事も多かったんですが、誰でも見れるってもんじゃないですよね。
発見するとしばらく居着いてくれるのですが、深くてちっさくて擬態してて。
簡単には出会うことが出来ないってとこも人気の理由でしょう。
ちなみに、「なんなんそのイボイボw」ってなった方のために画像をもう一枚。
同じ種類のピンクバージョン。
棲家にしているのは通称「ヤギ」というサンゴの仲間で、黄色バージョンの写真はヤギのポリプ(花みたいなの)が開いている状態で、こちらは閉じてる状態。閉じた状態だとイボイボなんです。開いているときと閉じてる時を比較すると、閉じてる方が見つかりやすいだろうってことで閉じてる状態に合わせて擬態するよう進化したものと思われます。変なイボイボもちゃんと意味があるんですね~
ってなわけで、今日はタツノオトシゴの仲間から
オオウミウマとピグミーシーホースをご紹介しました~
SHINでした。