ラジャアンパット Day6
目覚ましより先に目が覚めた。
理由はひとつ――まだ終われないから。
最終日の早朝。
眠気よりも強いのは、「もう一回、あの海に殴られたい」っていう謎の欲求。
そして最後のカードを切る。
1本目
Cape Kri。しかも朝イチ。

🛥️ 無音の海、当たりの匂い
船の上は静か。
誰も大声を出さない。
でも全員わかってる。
「今日、やばい日だ」って。
ベタ凪、朝焼け、無風。
この条件、外したことない。
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🌊 エントリー3秒で確信
入った瞬間、思った。
「今日、帰りたくない。」
水が“青い”んじゃない。
“輝いてる”。
そして遠くで何かが既に動きすぎてる。
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🐟 魚、多すぎ問題
まず来るのはウメイロの大群。
シャワーとかいうレベルじゃない。

弾幕。魚の弾幕。
その奥でギンガメアジが回り、
横にはバラクーダが並ぶ。
ちょっと待て、視線が足りない。
人間って目2つじゃ足りなかったっけ?
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🐢 そして事件は起きた
ふと視界の端に、違和感。
でかい。
とにかく、でかい。
アカウミガメ。しかも巨大。
1匹…じゃない。
2匹…いや、まだいる。
最終的に確認できただけで4個体。
しかもこいつら、逃げない。



⸻
🐢🍽️ カメ、食事中につきマイペース
よく見ると――
全員、食事中。
海藻ムシャムシャ。
サンゴの間ゴソゴソ。
完全に「朝ごはんタイム」。
ダイバー?
完全に無視。
「ちょっと今食べてるんで」みたいな顔で、
こっちの存在ゼロ扱い。
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🤯 情報量、さらにバグる
冷静に整理してみる。
•ウメイロの弾幕
•ギンガメの渦
•バラクーダ整列
•サメ巡回
•そして巨大カメ4匹が飯食ってる
…いや、盛りすぎだろこの海。
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🌪️ カレントONで覚醒
ここで流れが入る。
体がスーッと流されると同時に、
魚たちの動きが一気に変わる。
群れが締まり、捕食者が動き、
カメは相変わらず飯食ってる。
(お前らだけ通常運転かよ)
⸻
🪸 ラストは光のご褒美
浅場に上がると、太陽が完全に昇る。
サンゴに光が差し込んで、
キラキラの世界。
さっきまでのカオスが嘘みたい。
でもわかる。
これ、全部出し切った後の静けさだ。
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☕ 船上、全員バグ状態
上がってきた後、誰もすぐ喋らない。
そして一言。
「カメ…やばくなかった?」
いや、それだけじゃない。
全部やばかった。
でも一番記憶に残ってるのが
“飯食ってる巨大カメ4匹”ってどういうこと!?
2本目
ラジャアンパット・ダイブクルーズ。
数々の名ポイントを潜り抜け、迎えたラストダイブ。
その大トリを任されたのが――
Sawendarek Jetty(サワンダレック・ジェティ)。
正直、この選択。
**“わかってる人の締め方”**です。

コンテンツ
🌊 桟橋で終わる、特別な時間


エントリーすると、目の前に広がるのは桟橋の柱。
ただの人工物…と思いきや、ここがすごい。
柱にはびっしりとサンゴや生物が付き、
その周りに魚たちが集まり、
まるで水中マンション。
自然と人工が融合した、唯一無二の空間。
🐟 魚たちの“落ち着いた華やかさ”
Sawendarekの魚影は、派手というより美しい。
-
コショウダイ(スイートリップス)の整列
-
ウメイロの群れがゆったり流れる
-
バンプヘッドパロットフィッシュの重厚な存在感
ガツンとくる感じじゃない。
でも、じわじわくる。
気づいたらずっと見てるやつ。



🪸 浅瀬の光が、全部まとめてくる
このポイントの真骨頂は浅場。
太陽の光が水面から差し込み、
サンゴと魚がキラキラと輝く。
ここで安全停止する時間――
完全にご褒美。
何も考えず、ただ漂うだけで満たされる。
🌿 「優しい海」が最後にくる意味
ラジャアンパットといえば、
激流・大群・大迫力。
でも最後にここを潜ると気づく。
この海の魅力は、それだけじゃない。
-
観る楽しさ
-
癒される時間
-
自然と向き合う静けさ
その全部が、この1本に詰まってる。
📝 大トリとしての完成度
Sawendarek Jettyは、
ラストダイブに必要な要素を全部持ってる。
✔ 派手すぎない
✔ でもしっかり感動できる
✔ 余韻がきれいに残る
だからこそ、締めに選ばれる理由がある。
「最後にここを持ってくるのはな、センスだ。」
全力で駆け抜けた20ダイブ。
その最後を、優しく包み込んでくれる場所。
それがSawendarek Jetty。





